同性同士でも婚姻は必要なのかもしれない

どうもヒロです。

今回もちょっとお堅い話をしようかなと。

内容はずばり「同性同士の婚姻(結婚)」について。

自分は今まで同性同士の結婚はできなくても良いと思ってました。

別に同性結婚に反対というわけではなく、結婚できる制度ができたとしても自分は利用しないだろうなという感じ。

というのも、結婚すると周囲の反応が面倒くさいから。

例えば、扶養の関係などで職場の管理部の人には結婚したことを伝えなければいけません。

しかも、今務めてる会社には結婚すると祝金がもらえる制度があります。

そうなってくると会議で話がでるでしょうから、役員にも結婚したことが知られることになります。

体質が古い会社なので「〇〇君が結婚しました!」みたいなことを全社員に向けて配信しちゃったりするんですよね。

いろんな人に根掘り葉掘り聞かれるであろうことは目に見えてます。

それらをいちいち受け流すのが面倒くさい。

なので、結婚できたとしても結婚はしないだろうなと思っていました。

しかし、今のパートナーと暮らし始めて状況が大きく変わりました

まず、パートナーの家族にゲイであることを強制カミングアウトさせられました。

パートナーは恋人と暮らしていると親に伝えていたのですが、ある日大事な話があるから二人で家に来るよう言われ、最初は拒んでいたのですが親の圧がすごかったらしく、もう隠しておけないと考えたパートナーは恋人が男であることを告白。

兄弟にも話したそうで、パートナーの家では周知のものとなりました。

その後、パートナーの実家へ二人で行き親に挨拶もしました。

自分もパートナーとは紹介してはいないものの、家賃を安くするためにルームシェアをしていると親に伝えてあり、何度か実家にも来ているので親はパートナーのことを知っています。

なので、お互いに実家には何の問題もなく顔を出すことができる状態になりました。

そんな状況になり、今後のことを考えていく中で出るのが家(住処)のこと。

今はアパートに暮らしていますが、どうせなら家を買った方が良いのではないかという話になります。

で、実際に家を探してみて不動産屋さんから

「一度ローンの仮審査通してみて、いくらぐらいまで借りられるか調べてから、さらに条件に合うものを探すという方法もあります」

と言われ、一度パートナーの名義で仮審査を通してみることに。

しかし、パートナーは色々とあって返済中の借金がいくつかあります。

そのため、借入可能額が買いたいと思った物件の金額より低かった。

何か方法はないか不動産屋さんに相談したところ、物件を共同名義で購入することで申し込める銀行のペアローンというものを紹介してくれたのですが、

「確認してみたところ、この銀行のペアローンは共同名義人になる二人の関係性が一親等以内でないとダメみたいでして・・・」

と申し訳なさそうに教えてくれました。

他にも連帯責務というものもあり、こちらだと親族でなくても良い場合があるようですが、「男女のペア」という条件が付く場合があるらしくこちらも微妙そう。

ということで一旦家探しは保留に。

自分の名義で申し込む方法もありますが、上記に書いた通りな会社なので、家を買ったとか言えば面倒なことになるのは目に見えています。

色々と嗅ぎまわるような面倒な人もいますし・・・

今回の件で色々パートナーと話し、やはり同性でも結婚はできた方が良いのではないかと感じました。

ただ上に書いた様な職場などの問題はあるので、本当であれば銀行などが同性でも共同名義で組める住宅ローンなどを作ってくれるのが一番なのですが、やはり婚姻関係という法的拘束がないと信頼性は薄いので、なかなか難しいだろうなと思います。

一親等の関係になるでいえば養子縁組がありますが、パートナーと親子関係になるのは嫌なのでそちらは今のところ考えていません。

また、色々調べてみると養子縁組を悪用した事件などもあるようで、年齢が近い養子縁組は確認を行うよう法務省が銀行に通達しているらしく、事情を説明して理解してもらう必要があるのでなかなか面倒くさいようです。

となると、やはり同性でも結婚できるのが一番手っ取り早いかなと。

同性婚、どうなるんでしょうね?

なんだか前途多難な気もしますが、実現するとうれしいですね。

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