どうも、ヒロです。
最近「LGBTQフレンドリー」を謳った物件サイトのCMありますよね。
それを見て自分の体験談も書いてみようかなと思ったわけです。
パートナーと同棲を始めて5年ほどが経ちます。
引っ越しは2回していて、1回目は同棲しようと決めたとき。
パートナーの知り合いに紹介された大手不動産会社で探しました。
二人の関係性を聞かれ「従兄弟」と答えましたが、特にそれ以降は何も聞かれませんでした。
そこそこ良い部屋が見つかり、そこで2年ほど暮らしました。
何がきっかけだったか忘れましたが、隣の部屋が事故物件であることを知り、「そういえば何回か金縛りにあったな」なんて思い引っ越すことに。
その時はもっといろいろな物件を見てみようということになり、1回目に利用した不動産会社以外のサイトでも物件を探してみました。
そして、前回と違う不動産会社のサイトで良さそうな物件を発見。
すぐに見学を申し込みました。
見学日にその物件を担当している店舗へ行き、案内された席に座ろうとすると、
「お二人で住まれるんですか?」
と聞かれたので
「そうです」
と答えると、
「あ、うち同性同士の同居はダメなんですよね」
と。
「見学日程確認の電話で従兄弟で暮らすって伝えたはずですけど?」
とパートナーが聞くが、
「いや、でもダメなものはダメなので」
と答えになってない返答をする担当者。
ダメならばここにいる意味は無いし、仮にもし良いよってなってもこの担当者が信用できないのでここで部屋探しをしたいと思えない。
「ダメなものはダメだそうだから帰ろう。ここにいても部屋見つからないし時間の無駄だよ」
パートナーにそう言って椅子に座ることなく店を出ました。
なお、この担当者は自分たちが出ていく時に「すみませんでした」とか「ありがとうございました」とか一切言いませんでした。
正直今思い出してもイラッとします。
こういう従業員がいる会社だから他店舗でガス爆発とか起こしちゃうんだなとしみじみ思いました。
わざわざ物件探しのために時間を空けていたので、せっかくだからと1回目に契約した大手不動産会社の一番近い店舗へ行ってみることに。
席に案内された際、
「同性同士の同居って大丈夫ですか?」
と念のため聞いてみると、
「はい、大丈夫ですけど?」
と、なぜわざわざそんなこと聞くのか不思議がっている感じでした。
物件を見に行く際、車の中でさっき起きた出来事を担当者に話し、同性同士の同居はNGなことが多いの聞いてみると、
「同性に限らず未婚のカップルとかは、大家さんによっては嫌がる人多いですね。入居してすぐに喧嘩別れとかありますし、別れた時に家主になってる人が出て行って、残された同居人に支払い能力がなくて家賃滞納されるとか、連帯保証人との話し合いで揉めるみたいなことがあるので。なので最近は連帯保証人なしで保証会社が入るパターンが多いんです」
なんて話を聞かせてくれました。
そういえば、一人暮らしの時に4回引っ越しをしましたが、2回目以降のアパートはすべて連帯保証人なしの保証会社との契約だったな。
ちなみに、この不動産会社は大家さんから預かった物件すべてをグループの管理会社が管理しているので、そういった部分も柔軟に対応可能なんだと言っていました。
一人暮らしの最後に住んだアパートも大家さんとの間に管理会社が入っていて、何かあったら24時間そこのサポートに電話する感じでした。
最近はそういった物件が多いのかもしれません。
大家さんも自分で管理するより管理会社が管理してくれた方が楽でしょうし。
ということで、大家さんの意向で同居不可という物件もあるようなので、管理会社が管理している物件が比較的同性同士でも同居可能なことが多いようです。
これを書くために色々調べていて知ったのですが、「同棲」と「ルームシェア」では契約形態が違うそうです。
- 同棲・・・代表者契約(代表者一人が契約)
- ルームシェア・・・連名契約(入居者が個別に契約)
ちなみに、自分はたちは同棲です。
パートナーが代表者として契約していて、書類の同居人欄に自分の名前が記載されています。
今まで同棲タイプの部屋しか紹介されなかったので、ルームシェアとの違いを知りませんでした。
住んでるところが田舎なので、そもそもルームシェアって形態が少ないのかも。
ということで、部屋探しに関する体験談でした。
追記
物件サイトで「仲介」と書かれているのは、不動産会社が大家と借主(入居者)の間を仲介するパターンで、「代理」と書かれているのは不動産会社が大家に代って借主と契約するパターンだそうです。
自分たちが今回利用した不動産会社は「代理」だと思われます。
なお、断られた不動産会社のサイトを見たら「仲介業」と下の方に書かれていました。
なので、同居の際は「代理」の不動産会社を選ぶと物件が見つかりやすいかもしれません。