初彼氏

はじめて彼氏ができたのは高校2年の春。

地元の学生が集まるゲイの掲示板で知り合った1年上の高校3年の人。

同じ市内に住んでいたが、お互いの家がかなり離れているので簡単に会うことはできず、最初は掲示板やメールでのやり取りだけだった。

そして、知り合って2ヶ月目ぐらいに会ってみることになった。

この時が人生初リアル。

めちゃめちゃ緊張したのを覚えている。

映画を見てお昼を食べ、公園でおしゃべりしたりゲイ向けのエロ本を見せてもらった。

そして流れでキスをされた。

正直イケメンではなかったけど、学生特有の「とりあえず付き合ってみる」という流れで付き合うことになった。

そして、彼が俺の家に行きたいというので、二人で電車に乗って家に帰った。

この時は家に親がいたこともあり、おしゃべりしただけでエッチなことはしなかった。

彼は野球部(野球部所属の彼氏なんて今なら大喜びするが、当時はまだそういったフェチが無かった)だったので休日も部活で忙しく、東京の大学へ行くために塾へ通っていたのであまり時間がなかった。

そして、自分も部活があったりなんだりしたので会う時間がなかった。

お年頃なのでメールでエッチなやり取りはしていた。

ただ、お互い初心なのであまり過激なことは送らず、やんわりとした感じだった。

今ならばLINEとかで見せ合いとかするのだろうが当時はガラケー。

しかも、まだガラケーの通信費が定額制になる前で、使った分だけお金がかかる。

だからメールで写真交換しながら見せ合いみたいなこともしなかった。

そんなこんなで夏間近になり、彼が部活終わりに家に遊びに来ることになった。

大会に向けて部活が忙しくなるし、受験勉強も本格的に始めるのでその前に会いたいとのことだった。

最初は前回同様にベッドに座っておしゃべりをしていたが、この日はまだ親が帰ってきていなかったので、そのうちそんな雰囲気になり彼からキスをされた。

そして人生初のディープキスをした。

野球ユニ姿の彼に抱きつくと、

「部活終わりだから汗臭いかも・・・」

と言ったが、汗の匂いが好きなので全然かまわなかった。

股間に手を伸ばすとすでに硬くなっていた。

ベルトを外してズボンを膝までずらし、スラパンの上から股間を揉む。

彼は顔を隠しかなり恥ずかしそうだった。

スラパンをずらしチンコを取り出す。

出てきたのは俺のより小さい仮性包茎のチンコ。

すでに大量の我慢汁でヌルヌル状態。

そのまま口に入れてフェラ。
※ちなみに別途記事で書くがこれが俺の初フェラではない

しばらくすると彼が

「俺もする」

と言ったので、俺はズボンとパンツを膝まで下ろしチンコを出した。

彼は初フェラだったようで、下手くそながらに一生懸命にしゃぶってくれた。

そのあと、彼のユニの上着とアンダーシャツをまくり上げキスしながらしごいてあげた。

彼はドロッとした濃いめの精液をお腹に射精した。

彼の精液を掃除した後、彼もキスしながら俺のをしごいてくれた。

そして俺は射精したのだが、俺の精液は水っぽくてよく飛ぶので彼の顔にかかった。

これが俺の初顔射。

多分彼も顔射されたのは初めてだっただろう。

このあとしばらく会わなかったが、彼が希望の大学に合格したので久しぶり会うことになった。

この時も確か映画を見たり公園に行ったりした。

「東京へ行ってがんばるよ」みたいな話もした気がする。

彼は東京での生活資金を貯めるべく夏休みから短期バイトをしており、この時も夕方からバイトがあったので家に来ることなく、駅の改札まで見送ってくれた。

そして数か月後、彼は東京へ旅立っていった。

最初こそメールでやり取りしていたが、そのうちやり取りの頻度が少なくなり、最終的には全くやり取りがなくなり自然消滅。

彼はミュージシャンになりたいと言っていたが、今のところ彼をテレビや雑誌で見かけたことはないので、多分ミュージシャンにはなれなかったのだろう。

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